レイチェル・カーソンのセンス・オブ・ワンダーを読んだ。
読むといってもそんなにボリュームはなく、早い人なら、30分程度で読むことができると思う。
それもそのはず、このセンス・オブ・ワンダーは、レイチェル・カーソンの遺作で、これから作品を膨らませる前に亡くなってしまったとのこと。
内容は56歳で亡くなったレイチェル・カーソンから甥のロジャーに対してのメッセージ。
でも、全ての子供と、子供を持つ親へのメッセージとして読むことができる。
僕は子供の教育に関して勉強熱心ではないし、そのことについて本を読んだりすることも殆どないけど、この本は、自分の子供を教育する上で大変に役立っている。
センス・オブ・ワンダーとは
「センス・オブ・ワンダー = 神秘さや不思議さに目を見はる感性」
「この感性はやがて大人になるとやってくる倦怠と幻滅、私たちが自然という力の源泉から遠ざかること、つまらない人工的なものに夢中になることなどに対する、かわらぬ解毒剤になるのです。」
(本文より)
既にそんな大人になってしまった僕に、子供たちの感性を持ち続ることができるように、してあげられることがあるのか。と疑問もあるけど幸いなことに、周囲の環境は多くの自然に囲まれているので、子供達は自分で、自然の神秘さや不思議さを見つけてきているようです。
そんな時に一緒にいてあげることが出来ると良いなと思います。
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